1日で1年の季節の移り変わりを体感!?マスク内の過酷な肌事情とその対策について

こんにちは!ゆきこです!

 

まだまだマスクが手放せないですね、、、

 

もうマスク生活が

普通になって久しい

今日この頃ですが

こんなお悩みありませんか?

 

「マスクによるニキビ赤みなどの

 肌荒れが治らない💦」

 

「最近、頬の毛穴が開いてきた・・・」

 

「保湿は気を付けているのに

 なかなか肌荒れが改善しない。

 もっと保湿しないとダメ・・・?

 

肌荒れしているのを見られたくないから

 人前でマスクが外せない

 

「マスクが合ってないのかも。

 肌に優しいマスクってあるの?」

 

マスク生活はもうしばらく続きそうですよね><

なんとかうまく付き合っていきたいものです。

 

この記事では、

なぜマスクで肌荒れが起こるのか

そのメカニズムを分かりやすく解説し、

マスクによる肌荒れを改善・予防するために

実際に私がやっている対策をお伝えします!

 

私も不織布のマスクをした時の方が、

なぜか皮脂量が多くて、

ニキビ・赤み・頬の毛穴の開きに

とても悩みました。

「人前でマスクを外せない」は

まさに私の体験談です。

 

マスクを取った時も

自信を持てる肌でいたいですよね。  

       

ぜひこの記事を参考に、

マスクの肌荒れ対策に取り組んでいきましょう!



資生堂が発見!!

 ~1日で1年分の季節を体感!?

  マスク内の過酷な環境とは~


マスクによる肌荒れと言えば、

ムレ」「乾燥」「摩擦

こういったものが主な原因としてよく聞きますよね。

 

この部分では、

このうちの「ムレ」と「乾燥」が

そもそもなぜ起こってしまうのかについて

ご説明します。

 

資生堂さんのこの研究で分かったことは

ずばり、マスクの中の湿度の変化が

めちゃくちゃ激しいということなんです。

 

どれくらいかというと、、、

資生堂の研究により、マスク内温度は徐々に上昇するのに対し、湿度は呼吸に合わせるように小刻みに振動しながら上昇、下降を繰り返していることを発見しました。つまり着脱時だけでなくマスク内でも絶えず小刻みな湿度変化を受け続けており、マスク内は春・夏・秋・冬の四つの季節に相当する湿度短い時間の中で体験するとも言えます。 

引用:株式会社資生堂/資生堂ジャパン株式会社 マスク内は常に季節の変わり目状態であることを発見 

 

とのこと!!

これ、やばくないですか?

私たちの肌はマスクを着けていることで、

1日で1年間分の季節の変化を感じているらしいんです!

マスクを着けていないころは、

主に夏と冬で受けたダメージ

春と秋にそれぞれやってくるので、

この間の季節である春と秋に

夏と冬のダメージケアをしたり、

スキンケアの衣替えをしていますよね?

それが1日単位でって、、、

どうやってケアするんだって話ですよ。

 

これには私自身、

めちゃめちゃ驚きました。

そして、すごく納得しました(笑)

だから、マスクによる肌荒れ対策は

繊細なんだなと。

 

これだけでもびっくりなんですが、

実際にこの時の実験データを見て、さらにびっくり😬

引用:株式会社資生堂/資生堂ジャパン株式会社 マスク内は常に季節の変わり目状態であることを発見 

 

特に湿度の変化が激しいのが分かりますよね?

不織布のマスクをつけた状態では、

5分間の間に約30%の上昇・下降を繰り返しているんです。

 

私は30代になってから保湿を気にするようになって、

冬は加湿器をガンガンにかけています。

 

これが安物なので、机の上に湿度計を置いて

周りがびしょびしょにならないよう

湿度が65%以上になったら、

一旦止めて加湿量を調整しています。

適切な湿度って40~60%と言われてますよね)

 

それで気付いたんですが、

加湿器止めると10~15分くらい

すぐ湿度が65%から30%に下がるんです。

(10~15分の間で差が30%くらい)

 

この湿度が下がったことに気づくのって、

湿度計を見てじゃないんです。

 

肌がピリピリするというか、

つっぱりを肌で感じて初めて

「あ、そろそろ加湿器つけなきゃ」と

気付くんです。

 

この体験から何が言いたいかというと、、、

 

私が部屋でマスクをしていない状態で、

乾燥を感じて加湿器を止めた時の

湿度の変化と同じ変化が

 

不織布のマスク内では、

5分間という短時間の間に何度も起きている

ということになるんです。

 

         

言われてみるとそりゃそうかって感じですが、

改めて数値で見せられるとね…

 

そんな激しい湿度の変化に

どうやって対応したらいいのやらって

思っちゃいますよ😫

 

◆湿度と合わせて気を付けたい摩擦

追い打ちをかけるようですが(笑)

続いて「摩擦」についてです。

 

摩擦って、なんとなく

肌を削るというか傷めるイメージありません?

 

まさにそのイメージ通りではあるんですが、

こちらの東北大学さんの研究では、

なぜ摩擦が肌を傷めるのか、

そのメカニズムを明らかにしたよ!

というものになります。

 

肌のバリア機能(=水分を保ったり、

外の刺激から肌の内部を守る)の要は

表皮の部分です。

 

表皮にはセラミドやNMFなどの

人が元々持っている保湿成分が含まれています。

この右側の図のように

角質層がスカスカになると

内側の水分が蒸発しやすかったり

紫外線などの外部刺激を受けやすくなってしまいます。

 

そうそう、そうでしたよね、と。

それとマスクの摩擦がどう関係してくるかというと、、、

 

摩擦刺激が加わった皮膚では、摩擦力が増すごとにひずみが増し角化細胞が摩擦方向に縮んで変形(図2)することが分かりました。摩擦刺激によって生じた角化細胞のひずみは、時間とともに蓄積され角質層内に微小な間隙が形成され皮膚バリア機能低下を引き起こします。表皮細胞のアポトーシス後の角化細胞は自己修復しないことから皮膚バリア機能は皮膚ターンオーバー(約40日)の間、回復できず、時間不可逆的にひずみとして蓄積され、摩擦刺激によって皮膚バリア機能の脆弱化が時間とともに増加することが明らかになりました。

引用:東北大学 病原菌・ウイルスが皮膚を介して感染するリスクに警鐘 − マスクや衣服の擦れによる皮膚の脆弱化メカニズムを解明 −

 

これを、めちゃくちゃざっくり解説すると

 

 摩擦で肌の表面に隙間ができます 

     ↓

 それは摩擦が増えれば増えるほど隙間も増えます

     ↓

 その隙間は肌のターンオーバーが

 完了するまではずっとそのままですよ

 

ということになります。

 

          えっ…!それって肌の表面がスカスカってこと!?

 

もう少し詳しく説明すると、

角化細胞というのは、

こちらの図のように基底層で生まれて

細胞分裂を起こしながら角質層まで進み、

最後は垢となって剥がれていく細胞です。

顆粒層から角質層に行った時には

細胞分裂は終わって、

細胞自体が死んでいる状態なので、

角化細胞が一度変形してしまうと

元に戻ることはできないんです。

なぜならもうすでに活動停止しているから。

 

なので、ターンオーバーによって

新しい角化細胞キター!と思っても

毎日マスクをしていれば

すぐに摩擦でダメージを与えてしまい

ダメージを受けた角化細胞はその後もその姿で

垢として剥がれ落ちるまでそこにいる。

ダメージを受けた角化細胞じゃぁ

肌のバリア機能は本領発揮できませんし、

そりゃ、スキンケアでいくら保湿しても

効かないわけです。

 

しかも、この東北大学の研究では、

そういった摩擦により肌のバリア機能が低下すると

皮膚から感染症に感染するリスクも上がるよ、

とも言っています。

(マスクして感染予防している傍ら、

自分の肌は感染しやすくなってしまうなんで、

なんて不条理な、、、)

 

マスクを毎日しているということは、

このいたちごっこを繰り返していることに

なってしまうんですね。

 

◆マスクの肌荒れ対策 

 

「まだまだマスクは外せないよ💦

 一体どうしたらいいの!?」

 

はい、ということで、

ここからはマスクの肌荒れ対策について

お伝えします!

 

それぞれの原因に対する対策のポイントはこちら。

 

 ◎「ムレ」「乾燥」に対する対策

   →マスクの中の湿度の差が激しさを緩和する

 

 ◎「摩擦」に対する対策

   →摩擦でダメージを受けた角化細胞は

    元には戻らないので、受けるダメージを減らす

 

 

そして、実際に私が取り組んでいることはこちら!

これまで色々試行錯誤する中で、

大事だなと感じた順番でご紹介します。

 

 ①湿度変化や摩擦が少ないマスクを選ぶ

   →「ムレ」「乾燥」対策

   この湿度の変化は、マスクをしている以上、

   避けられませんよね。

   ですので、湿気がこもりづらい、

   通気性のいい素材のマスクを選ぶことが大事です。

   例)綿、シルク

          

 

 ②しっかりベースメイクをして、仕上げにパウダーを

   →「乾燥」「摩擦」対策

   私は以前、どうせ取れてしまうからとUVだけで、

   ファンデーションを塗らっていないことがありました。

  

   先ほどご紹介した資生堂さんの研究によると

   朝つけたスキンケアを肌の上で維持するためにも

   ベースメイクは重要だとしています。

   パウダーを付けるだけでも、

   スキンケア落ちを防ぐ効果があるんだとか。

 

   あと、これは私の体感ですが、

   パウダーを付けた方が、

   摩擦が緩和されているような気がします。

         

 ③日中の保湿

   通気性のいいマスクを選んでも、

   マスクを外した瞬間の湿度の変化を0にするのは

   難しいと思っています><

 

   なので、仕事の合間のトイレタイムなどで、

   日中に追い保湿をしています。

 

   私の場合、洗っていたとしても

   直接手で触るとニキビが怖いので、

   小さくたたんだティッシュに乳液をなじませて、

   上から軽くポンポンするような形で

   保湿しています。

           

   コットンもいいのですが、

   繊維が肌についてしまうので、

   最終的にはティッシュに落ち着きました。


   その後にパウダーを軽く乗せます。

         

 

以上が私が実際にやっている対策です。

色々試行錯誤してこの方法にたどり着きましたが、

今ではお肌の状態も落ち着いていますし、

マスクを取るのも怖くないです😊

 

あなたも、マスクを取った時の肌に自信を持てるよう、

まずは①から、ぜひ取り入れてみてくださいね!

 

            

 

◆マスク選びに迷ったら

最後に私が気に入って

2年近く使っているマスクをご紹介します。

脂性肌や混合肌のには

皮脂量の変化も感じるので特にオススメです

 

item.rakuten.co.jp

 

感染予防を重視したい時は、

このマスクの上に不織布のマスクをしていますが、

それでも皮脂量は違いますね。

 

見た目も可愛いので

マスク選びに迷ったらぜひ試してみてください!